70代を生きる

夫と息子の病気に付き合いながら生きていく毎日を記していきます。

膝痛と腰痛

やはり年齢のせいだろうか、どこも痛くないことが自慢だった私もそうはいかなくなってきたようだ。

2か月前くらいに膝をひどくぶつけた。もしかしたら骨にひびが入ったかもと思うくらい痛かった。しかしその痛みは1週間ぐらいで和らいできたのでいつものように治るんだと安心し、太極拳の練習に行ってしまった。

太極拳はゆっくりだけど下半身を鍛える動きを重点的に練習する。

その日はことのほか熱を入れて練習をしたせいか次の日にまた痛くなってしまった。

びっこをひかなければ歩けない。これは整形外科に行かなければとレントゲンを撮って診てもらった。「骨には異常ありませんね。あとはMRIで軟骨の状態を見るかですが」

MRI?そこまでしなくていいです」「じゃあ湿布薬を出しますね」

という事で湿布薬だけをもらって帰った。

 

ところがところが、膝をかばった歩き方をしていたせいか左の腰が痛くなってきた。

「え、なんじゃこりゃ」こっちも今まで経験したことのない痛み。

立ってしまえば痛みは消えるものの立ちあがるまでが「いたたたた」と思わず口走らなければ立った状態が完成しない。完全に年寄りの動作。

このようにして人間は老いていくのです。とほほ・・・。

そんな私を見かねた夫は(夫は腰痛の大先輩)

「しばらくはあまり動かないようにした方がいいよ」と助言をしてくれた。

最低限の家事はするしかないので、ゆっくりこなしていくうちにだんだん膝の痛みが治まり、そのあと腰痛も治ってきたのです。

 

どこか痛いところがあると気分も落ち込むものですが、また痛いところのない日常に戻ることができ、自分の体に感謝です。

それにしても高齢者は転ばないよう、ぶつけないよう気を付けなければいけません。