70代を生きる

夫と息子の病気に付き合いながら生きていく毎日を記していきます。

大腸がん 手術後病理検査の結果

大腸がん手術の病理検査結果を聞くため消化器外科に行きました。

 

呼ばれたので診察室に入るや否や夫は先生に

「この前は手術、ありがとうございました」と大きな声で。

(耳が聴こえないからなのか夫の声は大きい)

「どうですか」と先生も機嫌が良い。

対話くんを夫の耳に突っ込んで聴こえる準備をしていると

「家では会話はできてるんですか。どうもうちの両親をみてるみたい」と

笑いながら。

「レントゲンの画像ではきれいに治っています」

「しこりがあるみたいですが」との夫の問いには

「それは手術の時縫った糸。溶けてなくなるから心配いらないです」

(良かった)と思っていたら

 

「今回の手術で取り除いた腸にがんは見つかりませんでした。

内視鏡検査の時取りきれていないと思ったけど残っていなかったということです」

「えっ、あんな痛い思いをしたのに」

「ごめんなさい。でも手術をしなかったら不安が残ったわけだから、こうして確認出来て良かったんですよ」

「はあ」

「ただ今日の採血ではがんマーカーの数値が高いから8月にもう一回検査をしましょう」

(がんはなかったのにマーカーの数値が高いってどういうこと?)

と思ったけど、8月の検査でわかるからいいかと思い

「わかりました」と答える私。

 

病院って念のための検査が多い。念のため手術までやっちゃうんですね。

あんなに痛い思いをして・・・。

がんでないことがわかったのだからその点は安心できたと言えるけど

本当に必要な手術だったのだろうか。

あのまま放っておいて後日また内視鏡検査で確認しても良かったのではないかと

疑問に思ったけど口には出さなかった。

 

次に腰痛を診察してもらうため整形外科へ。

7年前に診てもらった時のデータが残っていた。

来週もう一度MRIを撮って診てみましょうという事になった。