70代を生きる

夫と息子の病気に付き合いながら生きていく毎日を記していきます。

お散歩仲間とのばかばかしい会話

今日の天気予報では夏日になるとのこと。

まだ5月なのに朝からどんどん気温が上がって体がだるい。

動きたくない。

でもこんな日だからこそ体を動かさなきゃとラジオ体操に参加した。

その後は恒例の散歩。

 

Aさん 「今ね『あきらとアキラ』を読んでるのよ」

私  「池井戸さんの小説でしょ。おもしろいよね」

Aさん 「知ってるの?」

私  「池井戸さんの小説は好きだからほとんど読んじゃった。

   今は知念実希人の小説読んでる。医療もの。すごくおもしろい」

 Aさん「人気ある作家よね。

   でも小説は2~3ページ読むと疲れちゃわない?」

私  「そうそう。集中力が続かないね。続きを読む時は忘れてるからまたちょっと前

   から読まないといけなくてなかなか進まないのよね」

Aさん。Nさん「ははは。そうそう。若い頃はもっと早く読めたのにね」

私  「でも読まないよりはいいのよ」

Aさん、Nさん「うんうん」

私  「こういう作家とか漫画家とか音楽家とかすごいよね。脳がどんな構造になって  るのか見てみたい」

Aさん「脳の使ってる部分が多いんじゃない?私たちはほんの少ししか使ってないの よ」

私  「そのほんの少しも衰えてるんだからどうしようもないわよね。ふふふ」

Aさん、Nさん「ほんとほんと。ははは」

私  「でも大体は私たちみたいな平凡な人が多いから救われるよね」

Aさん「そうよ。そういう才能のある人は一部なんだから。

そして私たちみたいなのがそういう人の作品を喜んで読んだり聴いたりするんだからそれで世の中回っていくのよ」

私  「そうよね。私たちでも役に立っているのよね」

皆「そうよそうよ」大笑い。

こんなバカな話をして笑いながら毎朝歩くのです。