70代を生きる

夫と息子の病気に付き合いながら生きていく毎日を記していきます。

大腸の内視鏡検査 痛くないって聞いてたのに激痛でした

夫の大腸がんの手術が5月中旬に決まって

本人はせっせと体力作りに励んでいる。

そんな中私も気になる兆候が。

早速病院に行って診察を受けた。

(夫の病院は紹介がないと初診料がかかるのでいつもの病院に行った)

医師「痔の出血だと思うけど内視鏡やっておきますか」

私「ハイ、是非お願いします」

この時夫の経験から念のためやっておいたほうがいいと判断した。

検査も全然痛くないと聞いていたし。

 

翌週検査日になり、例の下剤を朝から飲み続け何回も何回もトイレに通い

だんだん透明になってくるとお尻からも小水のように勢い良く水が出る経験をした。

その頃は2~3分ごとに行きたくなり、いつまで続くの?お尻もヒリヒリしてきたし。

もう病院に出発しなくちゃ。でも途中で行きたくなったらどうしよう?

仕方ない。ティッシュをあててお尻を引き締めて出発。

幸い車で10分ぐらいの所なので到着するまでは我慢できた。

 

しばらく待っていると看護師さんに処置室に案内され、

着衣を着替えるよう言われた。

後ろの空いたパンツと病院着に着替える。

 

こうなる前までは、お尻を見せるなんて死んでもいや。

大腸の検査なんて余程じゃないと受けないと固く考えていたのに

この意思の弱さはなんだ?

結局がんが怖いびびりなんだ。

 

その後診察台に横向きに寝かせられ膝を曲げるよう言われた。

そして手首に点滴の針をつけられたので

これが麻酔なんだ。「これで安心」と思っているうちに

お尻に管が入っていく感覚が・・・

モニターに画像が写っている。これが腸の中なんだ・・・と思っていると

何だ!痛い、痛い、痛い、痛ーい、痛ーい!

多分刃物で切られたときはきっとこんな痛さだろう!

ぐりぐり・・・痛い、痛い!

麻酔なんて全然効いてない。

医師「仰向けになって。ガスを出せば少し楽になるから」

(そんなこといわれてもこの痛さじゃ身動きなんて無理)

看護師さんが膝を抱えて向きを変えてくれたけど

その間も痛い痛い!

痛いという言葉しか出ない。

医師「そうそう、ガスが出たから少し楽になるよ」

楽になんてならない痛い痛い!

医師「ちょっと休もうか。痛み止め少し増やして」

看護師「はい」

動きが止まったので少し痛みが治まった。

私「我慢が足りないですか」

看護師「そんなことないですよ。痛いという方もいます」

その後は看護師さんに手を握られて、痛い痛いの連発でやっと終わった。

そのあとは車いすに乗せられてベッドに移ったけど

疲れでぐったり。

後で医師に「小さなポリープがあったけど心配ない、また出血したら来て」

と言われた。

それは良かったけれど痛い痛いと騒いだことが恥ずかしい。

お尻を見せたことよりも恥ずかしい。

恥ずかしくてなぜ痛かったのか聞く余裕もなく

家人に迎えに来てもらって帰宅した。

 

翌日知り合いの何人かに聞いたけど皆口をそろえて「痛くなかったよ」という答え。

ではなぜこんなに痛かったの?

医師の腕の問題?機器が旧式だった?私の腸の形が悪かった?

原因はわからないがもうこんな痛い思いはたくさん。

次に受けるときは強い麻酔薬を使ってもらおう。

 

病院での検査を躊躇している方にはまずこんな方法があります

   ↓