70代を生きる

夫と息子の病気に付き合いながら生きていく毎日を記していきます。

買い物依存も小休止?

長男は毎月アマゾンで5万円くらいの本、CD、DVDを買います。

部屋中それらがきれいに積み重ねられ、だんだんベッドの所まで迫ってきています。

もう何年も前から集めているので本屋さんでも始められるくらいになりました。

段ボールに詰め込んだままの本もたくさんあるので、読まないなら売ることもできると教えても絶対売らないと言います。

ネットで買うばかりでなくたまに外出する時は都内の大きな本屋さんに出掛けて

お小遣いを全部使ってきます。

 

時々「そんなにお金を渡せない」と言ってもきかないので言い争いになります。

こちらが頑張るとだんだん顔つきが変わってくるので

ここまでと思い折れてしまうのです。

長男が大きな声を出すとてきめんに私の体調がおかしくなります。

震えがきて胃の調子が悪くなります。

弱い母親です。

 

長男は金銭感覚がゼロです。

部屋の電気は夜も昼もつけっぱなし。

冬は暖房をつけっぱなし。夏は冷房をつけっぱなし。

着てるものは一年中同じ(洗濯はしています)。

着るもので調整しようとは思わないのです。

たばこは毎日一箱。

食事もたくさん食べます。

週一でステーキ、週に2回はマックを買ってきてと言います。

お菓子も欠かせません。

料理には砂糖、塩、胡椒を大量にかけるのですぐなくなります。

シャンプー、ボデイソープ、ハンドソープも大量に使うのですぐなくなります。

 

時々「お父さんと二人だけならこんなに無駄なお金を使うこともないのにね」と

話します。そのうち我が家の貯金も底をつくでしょう。

 

その長男も、父親ががんとわかったときはびっくりしたようです。

「どうなるの?」と心配顔でした。

私が大腸の内視鏡検査を受けたときも

「結果はどうだったの」と聞いてきました。

今まで親がどうであろうと無視してきた息子だったのに。

ここ10日間くらいはアマゾンでの買い物をしていないようです。

「今月は買わないで。お父さんの入院費がいくらになるかわからないから」

と言い聞かせたのをわかってくれたのか。

相変わらず食べ物の注文は多いけど・・・。

 

そういえば、この頃は空笑が少なくなりました。

前よりは薬を飲んでいるからかもしれません。

 

今この本を読んでいます。↓

一万年生きた子ども:統合失調症の母をもって